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雨傘は日傘として使える?

 

更新日:2020/8/26

作成日:2020/8/21

お気に入りの雨傘を晴れた日にも使いたい!でも日傘として使って大丈夫なのか分からない。子供の通学に熱中症対策で傘を用意したいけど日傘が見つからない…雨傘でも大丈夫?
そんな疑問にお答えします!
 
答えを先に明かすと雨傘を日傘として使うことは可能です。
しかし傘によって効果はバラバラ。そういった部分も併せて解説していきます!

この記事の目次

日傘の定義と種類

日差しを遮る傘は日傘と一口に言っても実は3種類あります。

1. 日傘(パラソル)
:日差しを遮る用途のみを目的に作られた傘

2. 晴雨兼用日傘(晴雨兼用傘)
:日傘に防水・撥水加工を施した傘で晴れた日はもちろん雨の日も使用できます

3. 晴雨兼用雨傘(雨晴兼用傘)
:雨傘にUV加工を施した傘で強い雨の日は雨傘として晴れた日は日傘として使用できます

日傘の定義の機能面では「日差しを遮る」一点のみ。雨傘も傘の生地や撥水加工によって日光や紫外線を遮る効果が得られるため、日傘として利用できます。
 
例えば直射日光にさらされ続けた頭部。実は気温以上の温度になっています。そこに雨傘で影を作ることで何もない状態に比べて温度の上昇を防ぐことができます。
 
実際に使用した場合の日傘としての効果が気になりますよね。次の項目で解説していきます!

なお日傘と雨傘の違いは別の機会、別の記事にてご案内させていただきます。

傘の色・形による効果の違い

UV加工を施されていない雨傘の場合は色による違いが大きいです。

傘の色による紫外線防止効果の違い

黒色は紫外線をカットする効果が高く実は未加工の状態でも95%ほどの値です。また暗い紺色も黒色と同様に高いUVカット効果を持っています。反対に白色は紫外線を通しやすく未加工時の紫外線カット率は90%未満です。ただなにも差さない状態との比較では85%ほどカットしてくれます。注意点として紺色も明度が上がるほど紫外線カットの効果が下がります。 つまり黒色が一番、ついで黒色に近い傘ほど日傘としての効果が高まります。

傘の形による効果の違い

傘の形によって影の面積が変わってきます。影の面積が多いほど直射日光から守られるため効果的です!
 
とはいえ傘は大きさ以外での変化が少ないアイテムです。その中でサイズ以外では傘の親骨の数が関係してきます。骨の数が多いほど裾部分のアーチが小さくなり、影でカバーできる面積が増えていきます。逆に4本骨の傘は軽さと携帯性に優れていますが日差しを遮る面積が少なく効果が薄くなります。
 
続いて厳密には傘のデザインですがレース素材の様に穴の多い傘も注意が必要です。ファッション性に優れ夏らしい見た目ですが、その穴の部分から直射日光を通すため効果という点では他の傘に一歩譲る形です。
ただ紫外線カット重視ではなくファッションの一部として選ばれる方、4本骨の携帯性で選ばれる方それぞれいらっしゃいます。目的に合わせた傘を選んでいきましょう!

暑さ対策としての雨傘の利用

日焼けじゃなく暑さ対策に使えるかが知りたいんだ!という方もお越しいただいていると思います。
 
答えは、なにも差さない状態と比較して雨傘でも利用されると暑さ対策に効果があります!特に直射日光にさらされ熱がこもりやすい頭部を守ることできる点が大きいです。
 
私たちは日差しの内、特に赤外線にあたることで熱さを感じ物体は温度が上昇していきます。そのため暑さ対策に効果的な雨傘は光を吸収する黒色の傘です。雨傘の中では黒い傘が効果が高く逆に白い傘は光を透過しやすいため、見た目の涼しさと裏腹に効果は薄くなります。
また雨傘で生地の厚みに差がつくことは少ないですが、厚い生地ほど光や熱を通しにくく薄い生地に比べ効果は高くなります。

まとめ

結論として雨傘は日傘として使用することができます!中でも黒い雨傘はUVカット未加工でも95%の紫外線遮蔽率があり他の色と比較して効果が高いです。逆に未加工時の白い傘は紫外線や太陽光を他の色よりも通しやすいです。
その他の色につきましては黒に近づくほど効果が高く、白に近づくほど効果が薄くなります。
 
雨傘によって効果はバラバラですがどの色の傘でもなにも差していない状態よりも暑さを凌ぐことが可能です。
 
ただやはり日傘・晴雨兼用傘の方が効果が高いため、別途お買求めになられることが一番おすすめです。
厳しい暑さですが熱中症にならないよう皆様の健康をお祈りしています!

 

 

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